来月で手術してから1年。
実は去年の入院中にこんなことがありました。
一年近く経つのに、どうしても忘れられなくてねぇ。
読んで嫌な思いをさせたらごめんなさい。
私が世話になってる病院は古くて
すべてのベッドに酸素吸入が付いてる訳じゃないので
術後に入る部屋は決まってるのね。
だから、入院中は下のように部屋を移動してました。
入院~手術直前まで 個室
術後すぐ~術後1日目まで 4人部屋
術後2日目~退院まで 6人部屋
6人部屋に移った時のこと、
すぐに主と分かる60代半ばのおばさんが近づいて来て
いきなり
「あんたは、どこが悪いの?」
『いきなり、あんたって..
なんだぁ?このおばさんは!』 ← 私の心の声ね
「えっ?えーっと、乳がんです」
『なんで自分からバラしてる、やだなぁ (^^; 』
「あらぁ、あんた乳がんなのぉ。
スタスタ歩いてるから胆石だと思ってた。」
『スタスタ歩ければ胆石なの?』
「乳がんて言えばね、あんたが来る少し前に
30代くらいの若い女の人が
乳がんの転移で亡くなったのよ」
『ゲッ..(-_-メ)』
「ちょうどね、夜中にトイレに行った時に
旦那さんが電話しててね、乳がんの転移で
いま息を引き取りましたって話してたのよぉ。
そばでね、小学生くらいの2人の子どもがね
おかあさ~んって泣いてたわ」
『あ~もうっ!なんなんだこの話は..
落ち込むじゃねーのっ!!!』
言いたいことだけ言うと、そのおばさんは
私には目もくれず次の獲物に行き
また情報収集を始めた。
それからは、朝の挨拶をするだけで
その人のことは無視することに決めた。
大晦日に退院して、年明けの1月9日に最初の抗がん剤。
この時は様子見で一泊。
あのおばさんは、まだいました。
でも、無視するわけにいかず、声をかけたら
視線が定まらず元気も無くベッドに寝たままだった。
1週間後、採血だったので病室を覗きに行ったら
もう知ってる顔は無くて諦めて帰りかけた時
ナースセンターの隣の回復室のドアが開いた。
中を見ると、なんとあのおばさんがチューブだらけで
ベッドに寝ていた。
『わっ、手術したんだぁ』
その後、そのおばさんがどうなったかは全く分かりません。
でも、よ~く考えてみたら寂しい人だったのかも..
この出来事を境に、私の頭の中では
乳がん → 再発・転移 → 死
そんな図式が出来てしまって、夜になると思い出されて
眠れずに苦しい時期があったのも事実。
人生、余計なことはお口にチャックだよなぁ。
これも良い教訓になったということで、チャンチャン。
今夜は
トースト、サラダ、豆腐スープ。
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